中小企業庁より、2022年に募集開始した「IT導入補助金」の概要が発表されました。これは、中小企業・小規模事業主さまが、インボイス制度導入や生産性向上に役立つ機器やツールを導入するときに受けられる補助金の内容です。
これからインボイス制度への対応や業務効率化を図る場合、必要なソフトや機器の導入の費用負担を軽減できそうです。
一般社団法人 サービスデザイン推進協議会
ツギノジダイ
補助率が引き上げられている項目は以下の通りです。
経済産業省 中小企業庁
では、具体的になにを導入すれば軽減されるのかみてみましょう。
1.導入経費
- 会計ソフト
- 受発注ソフト
- 決済ソフト
- ECソフト
まずは、インボイス制度導入の対応に直接関係する経理ソフトや受発注ソフトの導入費用の補助率が、50万円以下は3/4に、50万円以上350万円までは2/3に引き上げられています。
2.2年分の利用経費
- 2年分のクラウド利用分
そして、バックアップやシステムそのものがクラウド化していることもあり、その2年間の利用料が補助対象に。
3.ハードウェア
- PC
- タブレット端末
- レジ
- 発券機など
会計ソフトや管理システムが変更することで、ハードウェアも新しく導入しなくてはならない場合が多くなります。PCやタブレット端末には、限度額10万円で1/2が、レジや発券システムなどの導入にも限度額20万円で1/2が補助金の対象となるようです。
まだインボイス対応していない会社さまなどは、かなり役立つ補助金ではないかと思います。とくに会計や受発注のソフトのリプレイスは費用がかかりそうです。また、PCやサーバーなど物理的な機器も刷新する必要がありますので、そういった場合も役立ちそうです。
ルートシステムでは、30年間で培った豊富な知識で、「IT導入補助金」でのソフトや機器導入のアドバイス、また「インボイス制度」に対応する環境の構築をお手伝いいたします。もちろん「IT導入補助金」の申請の代行などもお任せいただけますので、ご相談ください