リモートワーク、テレワークに欠かせないものとして、リモート会議があげられます。ただ、このリモート会議が、自宅では大きな壁になることがあります。
一般家庭では、回線は安定しているものの、動画配信サービス、ゲーム、複数の端末からのインターネット接続と多くのトラフィックがあったり、電波の死角ができることで繋がり難い環境になっている場合も。また、一人暮らしのお宅では、そもそも回線が脆弱だったり、ポケットWi-Fiやマンションやアパートの共有回線を使っている場合もあります。
リモート会議のアプリケーションも良くなり、少ない容量で通信できるようになっていますが、これらが共存することで、ビデオ会議をするパソコンへの通信速度が保てない状況になります。
では、なにを改善したら良いのか、また、話題の「おうちWi-Fi」やポケットWi-Fiなどの実力はどのようなものなのでしょうか?
1.Wi-Fi機器の改善ポイントは?
自宅にひかり回線などが通っている場合は、Wi-Fi機器に問題がある場合もあります。Wi-Fiには規格があり、速度は54Mbps〜9.6Gbpsまで違いがあります。速度がでるタイプの規格がある無線Wi-Fiを選ばないと、せっかくのひかり回線を十分にいかせてない場合があります。
もし、高速なひかり回線で自宅内のWi-Fiの電波状況も悪くない場合は、速度の出ない規格の無線ルーターかもしれません。
2.設定不要のおうちWi-FiやポケットWi-Fiの実力は?
自宅にひかり回線など高速な回線がない場合は、話題の工事不要の「おうちWi-Fi」や「ポケットWi-Fi」という選択肢もあります。かなり高速で安定した速度を保つものもありますが、電波状況によってはその能力の1/10も発揮しない場合もありますので注意が必要です。また、多くの端末は、携帯などと同じく複数年契約のものもありますので、こちらも販売店などで確認してください。
おうちのWi-Fi SoftBank Air (ソフトバンクエアー)
【実測値を徹底比較】速度が速いポケットWiFiはこれだ!遅いときの対処法も解説
3.電波状況なら中継機で解決!?
自宅にひかり回線などの高速が回線があり、無線ルーターも最新の高速なものを設置しているにもかかわらず、書斎や会議室で接続状況が良くない場合は、中継機で改善するかもしれません。
最近では親機と同じメーカーであれば、コンセントに挿すだけで設定ができるものなどもあり、その速度も高速で安定しているものも多くなっています。複数のお部屋で端末を使用されている場合などにも使える機器だと思います。
こういった状況は、中小規模事業所や個人事業主の方の環境でも多くみられます。ビデオ会議やWeb会議で途切れるなどお困りのことがあれば、お問い合わせください。当社では、20年間で培った豊富な知識で、機器のご案内、導入サポートを行いますので、まずはご相談ください。
また、社員の在宅ワーク、リモートワーク環境の改善も行っておりますので、合わせてご相談ください。