働き方改革やテレワークの普及に伴い、インターネット経由で社外から社内の情報システムにアクセスする機会が増えています。
同時に、情報セキュリティの確立されていないネットワーク環境では、情報漏洩のリスクが高まることも意味しています。
標的型攻撃、マルウェア感染、不正アクセス・侵入など、被害の大きい外部からの脅威に備えるのは当然ですが、実は内部の脅威、設定ミスや誤操作、過失あるいは意図的な不正アクセスなど社内の人間が引き起こす情報漏洩が多いことも報告されています。
社員への信用の上に事業運営はなされていますが、内部に対するネットワークアクセスの監視・管理もセキュリティ対策としては必要です。
ルートシステムは必要なセキュリティを確保し、かつ業務効率を低下させない利便性と
費用対効果を考慮した対策を提案・構築いたします。
コンプライアンス違反に伴う罰則が強化された、改正個人情報保護法が2022年4月に施行されました。
個人情報を取り扱う業種や業務においては、現状の把握とその対策が必要とされています。
ウィルスは日々進化します。
一度セキュリティ対策をすれば充分というわけではなく、定期的な点検と最新バージョンへのアップデートは欠かせません。
UTMとは複数のセキュリティ機能を統合し、一つのハードウェアで集中管理を行うことです。LANとインターネットの入り口にセキュリティのゲートウェイを設置、個別のPCに脅威が届く前にブロックします。
全ての端末を一元的に管理するため安全性も高く、個別対策の手間や負担を省きコスト管理も容易になります。
[セキュリティスイッチ]は、受信したデータを指定された宛先にのみに送信する[スイッチングハブ]に、セキュリティ機能を付加したツール。VLANの構成も可能です。
検知した有害な通信を遮断し、マルウェア等に感染した端末をネットワークから隔離し他端末への拡散を防ぎます。また、ネットワーク全体の負荷を軽減する効果もあります。
一般的なハブは、受信したデータを全てのポートに送り出す仕組みです。
マルウェアやランサムウェアの攻撃はネットワークを介して拡散されるため、1台の端末が感染すると同じネットワーク内の端末に横展開し被害が拡大します。
「誰が、いつ、どのような操作をしたか」といった操作・アクセス履歴を管理するツール。
外部からの攻撃と内部の不正を同時に観測することで、情報漏洩リスクを低減させます。最新ツールには、不正サイトへのアクセスブロック機能や、外部メモリの使用や印刷を制限する機能を持ったものもリリースされています。もちろん、労務管理、特にテレワークの勤怠管理にも有効活用できます。また、導入していることをユーザーが知るだけで、情報漏洩の予防にもなります。
ルートシステムは多様化するサイバー攻撃や情報漏洩に、
複数の対策手法を組み合わせることで強固なセキュリティを構築します。