外国人向けに日本語を教えている国際学校
県内に数拠点の校舎を持つ規模の国際学校です。それに比例して校内のネットワーク規模も大きくなりつつあります。
お客様からのご要望
職員用と生徒・授業用にネットワークを分けたい
職員が扱うデータには個人情報や成績、授業内容などが含まれているので生徒に閲覧されると問題になる。
各教室で無線(Wi-Fi)を安定して利用できるようにしたい
教育現場のICT化に伴い、教材もデジタル化しているので各教室で生徒の数に対応できる、安定した無線環境を構築したい。
ルートシステムの提案と施工
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VPNルーター・V-LANを各拠点に導入
YAMAHAのVPNルーター RTXシリーズとV-LAN機能を持つSWXシリーズを各拠点に導入し、ネットワークを繋げることでどの拠点からでもメインサーバーにアクセスすることが可能に。さらにV-LAN機能で1つのネットワークを複数に分割。
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各教室に無線(Wi-Fi)を導入
各教室にYAMAHAのWLXシリーズを導入。これによりどの教室でも安定したWi-Fiを利用できるようになりました。
導入後の効果
各拠点のネットワークが1つになり、データ共有が容易に
今まではメールやデータ便などのサービスを都度利用していましたがVPN構築によりデータの共有や編集が容易になり、セキュリティも強化されました。
職員と生徒のアクセスを制御し、データ保護を実現
V-LANによりネットワーク内でのアクセスを制御することを実現。これにより職員が生徒や第三者に閲覧されては困るような重要データを保護できるようになりました。
無線(Wi-Fi)による授業のICT化を実現
安定した無線環境が整ったことで、教材の動画やデジタル資料の利用も安定して使えるのでICT化の第一歩となりました。
新たに導入した機種
YAMAHA RTX1220
YAMAHA SWX3100-10G
YAMAHA SWX2210-8G
YAMAHA WLX222
ICT化が生み出す効率化とデジタル化
今回は学校のネットワークを丸ごと再構築しICT化を図りました。その結果、効率改善やカリキュラムをデジタル化することに成功し、職員や生徒、利用者に対して大幅なコスト削減を実現することができました。世間的にさまざまな場面でICT化が進んでいるので、今回のような早めの対応が望ましいですね。